「花」(その4)

いよいよ難しくなってきました。この花の名前が分かるでしょうか。ヒントは花の色です。

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 この植物を自分で栽培したことがある人はすぐにわかると思いますが、もともとこの植物は花を観賞することを目的に作られてはいないので、まったく見たことがないという人もいるかもしれません。


 実はこの花は、茄子(ナス)の花です。

 下の写真のように、花のあとに茄子の実が大きくなってきます。日本では少し曲がっている形のイメージがありますが、英語で「eggplant(エッグプラント)」つまり「卵の植物」という名がついているように、丸っこい形が多いようです。日本でも加茂ナスのように丸い茄子がありますね。
 茄子に徒花(あだばな)はない、つまり咲いた花にはすべて実がなる、と言われるくらい、花のあとにはしっかり実がなるそうです。
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「花」(その3)

3つ目の花です。難しいかもしれませんが、運動場の北側の植木の下にたくさん広がっているので見たことはあるという人が多いでしょう。

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 この花は「ガザニア」といいます。
 ただ、ガザニアの花はとてもいろいろな色や形をしてるので、知っているものとは違うかもしれません。暑さにも強く、春から秋まで花が咲き続けます。このあたりの気候でしたら枯れずに冬越しもするそうです。
 北側の門を入ったところにも大きく広がっています。気にしたことがなかった人は、9月に観察してみてください。

「花」(その2)

向日葵の次の花は、少し遠めなのでわかりにくいかと思いますが、育てたことがある人はシルエットですぐわかると思います。

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 これは「鳳仙花(ほうせんか)」です。
 花が咲いた後に種が飛び出す仕組みが面白くて覚えている人もいるかもしれませんね。

 いつの間にか種が飛び散っているので、次の年には「こんなところに芽を出している」と驚くこともよくあります。

いつでも・・・

 18日(月)は出校日でしたが、朝の会をしているときに学校の機器が緊急地震速報を感知しました。実際にゆれていたわけではありませんが、子どもたちは指示に従って机の下にもぐり、頭を守ることができました。地震は静岡県沖の遠州灘で発生し、弥富市までゆれることはなかったのですが、本当の意味で抜き打ちの避難訓練になりました。
 教職員の間でも、こういう場面ではもっとこうするとよかったと反省があり、今後の避難訓練や万が一の場合にも反映できればと思います。

 昔から新学期の9月1日(防災の日)に避難訓練を行っていましたが、最近は高温のため時期をずらすことが増えています。ただ、本当の災害は季節も時間も考慮してはくれません。暑いから、寒いからと避けるのではなく、実際に体験して初めて見えてくる問題点への対策を考えることが大切なのかもしれませんね。

「花」(その1)

先日紹介しました、十四山東部小学校に咲いている花について答えを発表します。お待ち遠様でした

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まず1枚目は簡単ですね。
そう、「向日葵(ひまわり)」です。これは、今年まいた種から芽が出たわけではなく、過去のこぼれ種から出た芽のようです。
 いつも太陽のほうを向いているからこの名前が付いたといいますが、実は若い成長段階には東から西へと太陽のほうに向きを変えるのですが、完全に花が咲いてしまうとたいてい東向きに固定されるのだそうです。

 この写真の時は真南を向いているので成長しきってはいないのでしょう。