「花」(その6)

いよいよ6つ目の花です。これも野菜の一種です。

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 これは、オクラの花です。細長く先がとがった角のようで、断面が星の形をしているイメージがありますが、種類によっては丸っこい断面のものもあるそうです。

 アフリカ北東部原産で、現地では同じ株から毎年実をつける多年草ですが、寒さに弱く日本では冬を越せないため一年草です。

 花を見てハイビスカスをイメージした人もいるかもしれませんが、実はオクラもハイビスカスも同じアオイ科で、オクラと同じようにハイビスカスの実にもネバネバがあり、暑い地方で水分が蒸発しにくくなっているのだそうです。

 アオイ科にはほかにも綿(わた)の木やマシュマロの木(お菓子のマシュマロはもともとこの木の根が原料でした)などがあります。綿の木やマシュマロの木はどんな花が咲くのか調べてみてもいいですね。

 夏休みに十四山東部小に咲いていた6つの花を紹介しましたが、すでに新しい花も咲き始めています。もうすぐ2学期が始まりますので、どんな花が咲いているのか探してみましょう。