「花」(その5)

この花も子どもたちがよく栽培する植物の一つです。小さい黄色い花が連なって咲いています。

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 この花は4枚目の紫色の花よりも知っている人が多いような気がします。
 これはミニトマトの花です。
 花のあとには3cmくらいの丸くて赤い実がたくさんなります。花が咲いた順にトマトが実をつけていくので食べるのが楽しみになっていきます。


 実はトマトもナスもピーマンもトウガラシも、そしてなんとジャガイモも同じナス科の仲間です。面白いですね。

「花」(その4)

いよいよ難しくなってきました。この花の名前が分かるでしょうか。ヒントは花の色です。

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 この植物を自分で栽培したことがある人はすぐにわかると思いますが、もともとこの植物は花を観賞することを目的に作られてはいないので、まったく見たことがないという人もいるかもしれません。


 実はこの花は、茄子(ナス)の花です。

 下の写真のように、花のあとに茄子の実が大きくなってきます。日本では少し曲がっている形のイメージがありますが、英語で「eggplant(エッグプラント)」つまり「卵の植物」という名がついているように、丸っこい形が多いようです。日本でも加茂ナスのように丸い茄子がありますね。
 茄子に徒花(あだばな)はない、つまり咲いた花にはすべて実がなる、と言われるくらい、花のあとにはしっかり実がなるそうです。
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「花」(その3)

3つ目の花です。難しいかもしれませんが、運動場の北側の植木の下にたくさん広がっているので見たことはあるという人が多いでしょう。

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 この花は「ガザニア」といいます。
 ただ、ガザニアの花はとてもいろいろな色や形をしてるので、知っているものとは違うかもしれません。暑さにも強く、春から秋まで花が咲き続けます。このあたりの気候でしたら枯れずに冬越しもするそうです。
 北側の門を入ったところにも大きく広がっています。気にしたことがなかった人は、9月に観察してみてください。

「花」(その2)

向日葵の次の花は、少し遠めなのでわかりにくいかと思いますが、育てたことがある人はシルエットですぐわかると思います。

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 これは「鳳仙花(ほうせんか)」です。
 花が咲いた後に種が飛び出す仕組みが面白くて覚えている人もいるかもしれませんね。

 いつの間にか種が飛び散っているので、次の年には「こんなところに芽を出している」と驚くこともよくあります。

いつでも・・・

 18日(月)は出校日でしたが、朝の会をしているときに学校の機器が緊急地震速報を感知しました。実際にゆれていたわけではありませんが、子どもたちは指示に従って机の下にもぐり、頭を守ることができました。地震は静岡県沖の遠州灘で発生し、弥富市までゆれることはなかったのですが、本当の意味で抜き打ちの避難訓練になりました。
 教職員の間でも、こういう場面ではもっとこうするとよかったと反省があり、今後の避難訓練や万が一の場合にも反映できればと思います。

 昔から新学期の9月1日(防災の日)に避難訓練を行っていましたが、最近は高温のため時期をずらすことが増えています。ただ、本当の災害は季節も時間も考慮してはくれません。暑いから、寒いからと避けるのではなく、実際に体験して初めて見えてくる問題点への対策を考えることが大切なのかもしれませんね。